柔らかい塗料ってどんな種類?外壁塗装で使用するなら相性のいい外壁材をご紹介
2024/08/28
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を行う際、塗り替えする建物の外壁材との相性を考えながら塗料を選んでいくことでより高耐久の塗替えを行っていくことができるものです。塗料の区別の方法として柔らかい塗料に該当する塗料がいくつかありますが、そんな柔らかい塗料には何が該当するのか、また、どんな外壁材との相性がいいのかを中心に解説していきます。
目次
外壁塗装で使用する柔らかい塗料
どんな種類があるのかな?
ウレタン塗料や弾性塗料
外壁塗装で使用する塗料の種類の中で柔らかい塗料に該当するのは、ウレタン塗料や弾性塗料です。柔らかい塗料には伸縮性があることが特徴で、建物自体の軽微な伸縮が発生する際にも追従していくことができるため、ひび割れが発生しにくいという点がメリットでしょう。また、密着性も高い傾向にあることからどんな素材にもしっかりとくっつきはがれにくいという点も持ち合わせています。ウレタン塗料の耐用年数は7~10年、弾性塗料では8~10年程度と比較的短いため、10年に1回のサイクルでの外壁塗装メンテナンスは継続して行っていく必要がありますが、外壁材との相性を考えメインで使用されるケースも、下地にこういった追従性のある塗料を使用し、そのうえから高耐久の塗料を重ね塗りするケースもあります。
耐用年数が短い点がデメリット
この柔らかい塗料のデメリットとしては、耐用年数が短いという点があげられるでしょう。一般的な硬化する塗料と比べると耐用年数が短い範囲に該当します。弾性塗料に合わせて高耐久性の塗料を組み合わせて使用することもできますが、本来の耐用年数程耐久することは出来ないため注意が必要です。
柔らかい塗料と相性のいい外壁材
どんな外壁材との相性がいいのかな?
モルタル外壁にはピカイチ!
モルタル外壁の住宅であれば、追従性のある弾性塗料での外壁塗装はとってもオススメです!モルタル自体がひび割れを起こしやすいため、そのうえから保護する塗料もある程度追従性のある塗料であるとよいとされています。そのため、弾性塗料のようにある程度その動きについていくことのできる塗料であれば、建物のひび割れに合わせて一緒に割れてしまうというリスクを軽減させることができるのです。
サイディング系には控えておこう
反対に、サイディング系の外壁材に弾性塗料などの柔らかい塗料を使用するのは控えた方がいいでしょう。サイディング系の外壁材の上に弾性塗料を使用してしまうと膨れが生じる原因になるのです。サイディング自体が熱をためやすいという性質を持っており、その上に柔らかい弾性塗料を使用すると、その熱によって膨らんでしまうということです。塗替えを検討している建物の外壁材がサイディング系であれば、弾性塗料ではなく一般的な硬化塗料を中心に選んでいくといいでしょう。
外壁材との相性を見極めて塗料を選定していこう!
まとめ
今回は柔らかい塗料と相性のいい外壁材について解説してきました。外壁材との相性を見極めて塗装プランを検討するのはとても重要なことです。あらかじめしっかりと検討し、自分たちの外壁材にはどんな塗料が一番保護効果を高める事ができるのかを中心に充分に考えておくといいでしょう。
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