有限会社安井創建

シリコン塗料について|外壁塗装で使用する際のメリット・デメリット

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シリコン塗料について|外壁塗装で使用する際のメリット・デメリット

シリコン塗料について|外壁塗装で使用する際のメリット・デメリット

2024/07/10

こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装をする際に使用する塗料には、様々な種類があります。その中でもシリコン塗料という塗料は、様々な面において性能も良く、費用も比較的手の出せる範囲であることからコストパフォーマンスが高い塗料として、主に一般家庭の外壁塗装において高い人気を博していた塗料です。そこで今回はシリコン塗料の特徴から耐久年数、選ぶ際のメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。

塗装に関するプロが解説!

外壁塗装専門店安井創建、代表安井です。

長年地元富山県において様々な建物に対して塗装を施してきたスペシャリスト。塗装に関する様々な資格を有した安井自らが塗装に関するお役立ち情報をお届けいたします!

目次

    シリコン塗料

    どんな塗料なんだろう?

    シリコン樹脂を主成分とした塗料

    シリコン塗料とは、ベースになるアクリルにシリコン樹脂を混ぜて作られた塗料で、このことから正式名称をアクリルシリコン塗料と言います。アクリル塗料は耐久年数が低い点があげられますが、そこにシリコン樹脂を配合することで高い耐久年数を実現させることができます。シリコン塗料の主な用途は建物の塗り替え使用が多く、塗装以外で言うならシーリング材や建設用保護剤として使用されています。コストパフォーマンスがとても良く、そのため日本の戸建てにおいて7~8割程度シリコン塗料が使用されているといわれています。

    シリコン塗料の分け方は2つ

    シリコン塗料を大きく分けると、≪水性か溶剤≫≪1液か2液≫かという分類になります。

    ■水性と溶剤の違い

    塗料を希釈するときに使用する液体で、水を使用するのか溶剤を使用するのかで変わります。水で希釈したシリコン塗料の事を水性塗料、シンナーなどの溶剤で希釈するものを油性塗料と言います。昔は一般的に溶剤で希釈した塗料が耐久性が高いとされていたために広く使用されていましたが、ここ数年塗料の進化によって水での希釈塗料でも耐久性を高く保持できる塗料が販売されるようになりました。溶剤で希釈された塗料を使用すると、いわゆる塗装独特のシンナー臭がする原因にもなっていましたが、水性塗料でも同様の耐久性を保持できる事でニオイに敏感な方にもオススメできる塗料となっています。

    ■1液と2液の違い

    塗料のグレードを指す分け方で、1液型よりも2液型の方が耐久性面が向上することから費用が高くなります。

    耐久年数は10~13年程度

    シリコン塗料の耐久年数は10~13年程度とされています。耐久年数も比較的高く、それでいて持ち前の特徴や価格帯も高すぎない事から一般家庭でも手の届きやすい費用になっています。そのためたくさんの家庭の外壁塗り替えに使用され普及してきたという背景も見られますね。

    シリコン塗料のメリット

    なにがメリットなのかな?

    コストパフォーマンスがいい

    シリコン塗料の最大の特徴は価格と性能のバランスがちょうどいいグレードという点です。シリコン塗料が登場するまで主流だったウレタン塗料では耐久年数が5~7年程度なのに対しシリコン塗料は10~13年、費用感ではウレタン塗料の5~15万円程度の差で施工できることから価格の割に耐久年数が長く、トータル的なコストパフォーマンスがいい点が特にメリットです。

    耐汚染性に優れている点

    シリコン塗料は定電圧性という特徴を持っている事で汚れの原因となる埃やススなどが付きにくい性質があります。また塗膜が固く撥水性のある仕上がりになることで、雨水や汚れをキレイにはじく性質もあります。油汚れもはじくため、長期間キレイな塗膜を保つ事ができることから建物の美観にこだわって塗りなおしを検討したい方にとってはオススメできる塗料です。

    光沢もよく仕上がりがキレイ

    シリコン塗料はツヤのある仕上がりにすることで光沢を保持する率が高くなり、塗膜の光沢を長期間キレイに保つことができます。ここでいう光沢保持率というのは、雨や紫外線などという外壁塗膜に対して劣化させる要因に対して、塗装を施した最初の光沢を100%としたときに、一定の期間で何%の光沢を保持できているかという割合の事を言います。この点においてシリコン塗料とウレタン塗料を比較すると、2割ほどシリコン塗料の方が光沢保持率が高い結果も出ているくらい、仕上がりのツヤをしっかりと維持していくことができます。

    シリコン塗料のデメリット

    なにがデメリットなのかな?

    塗料の中に含まれているシリコンの含有量をしっかりと把握して

    シリコン塗料は前述したように、アクリル塗料の中にシリコン樹脂を含ませることでできる塗料です。これは、たとえ1%でもシリコン樹脂が含まれればそれはシリコン塗料になるという事でもあります。そのため、そのシリコン塗料の中に含まれるシリコンの量をしっかりと確認しておかなければ、シリコン塗料に望む耐久性や性質をしっかりと教授することができないのです。シリコン含有量は、高い塗料では65%程度のものがある中で、低いものだと20%にも満たない塗料も存在します。じゃあ、どうやってシリコンの含有量を調べたらいいの?』と思ってしまいますが、一般的に塗料のパンフレットにシリコンの含有量などの記載はされていません。そのため大手の信頼される塗料メーカーの出している塗料を中心に選んでいく方法や、信頼できる外壁塗装業者にお願いをする事でこのようなトラブルを防ぐことができるでしょう。

    塗膜が硬いことからひび割れしやすい傾向に

    シリコン塗料で外壁塗装を施す場合、その塗った塗膜がとても硬くつくことになるためはがれにくいというメリットにもなりますが、反面弾性がなく割れやすいというデメリットも持ち合わせます。地震や外壁材のひび割れが生じると、その事象に塗膜が追従することができずシリコン塗料の塗膜ごと割れてしまう事になるのです。そんなひび割れを可能な限り抑えるためには、シリコン塗料を塗るまえの下地に対して弾性性のある塗料を使用することで回避する方法もありますが、外壁材によってその手法が使える・使えないパターンがあるので注意しましょう。

    シリコン塗料の特徴を知って理想の外壁塗装を!

    まとめ

    シリコン塗料の特徴とメリット・デメリットについて解説を行ってきました。コストパフォーマンスの高さから日本の戸建てにおいて高い割合で使用されてきたシリコン塗料。その安心感からしっかりと外壁塗装を守るだけの耐久年数は担保される事でしょう。ただし、一定のデメリットもあることを十分に理解して、ご自身たちの理想の外壁塗装を実現させていきましょう。

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    外壁塗装専門店安井創建
    富山県富山市本郷町110-10
    電話番号 : 0120-757-751


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