外壁塗装はセルフでできるもの？考えられるリスクをご紹介

こんにちは！外壁塗装専門店安井創建です。そろそろ外壁塗装をして建物の外壁を保護しなければいけないなあ・・・とはわかっているものの、費用が高額になるからと、二の足を踏んでいる人もたくさんいるのではないでしょうか。そんな時に『外壁塗装をセルフでやることは出来ないのかな？』と思ってしまう事でしょう。大切な建物だからこそ、どうせやるなら失敗しない方法を検討していきたいですよね。今回はそんな外壁塗装をセルフで行った場合に考えられるリスクをご紹介していきます。

まず、結論から申し上げますと、外壁塗装はセルフで行う事ができるものです。自分たちでホームセンターなどに出向き、塗装に必要な塗料選びから塗料を塗るための刷毛などの道具を入手します。そのうえで外壁材の上に塗装していく事で、言ってしまえば外壁塗装は完成させることができます。ただし、やはり素人とプロには雲泥の差があります。セルフでやった場合には確実に費用は安く済ませる事ができますが、どんなリスクが生じるのでしょうか。

費用を安くしたいからとセルフで外壁塗装を行う場合、想定されるリスクを解説していきます。

• 高い場所を塗装できない：そもそも、外壁塗装はその建物全体をムラなく行う事で見栄えの仕上がりが大きく変わるものです。ですが、セルフで行うには限界があります。手の届く範囲でしかしっかりと塗っていくことができません。仮に梯子を使用して塗っていく場合でも、高所作業には身の安全も保障できなくなってきます。
• 下準備がうまくいかない：プロによる外壁塗装を行う場合には、塗装する前に下地に当たる外壁材の部分を高圧洗浄を使いながら徹底的に洗浄していきます。この工程は仕上がりを左右するほど重要な点ですが、セルフ塗装の場合には行う事が難しいでしょう。
• 養生がうまくいかない：養生とは、塗装が不要な部分に飛び散ってしまわないように保護をするものです。素人ではしっかりと養生していくことが難しく、その為不要な部分にまで塗料が飛んでしまい汚してしまうリスクがあります。
• 塗料の性能を発揮することができない：塗装は、ただ塗っていくだけでは本来の耐久性を保持することができません。しっかりとした下準備・重ね塗り・塗り方一つとっても十分な方法で行う事でその塗料の耐用年数を発揮することができます。

どうですか？これらリスクが考えられるのに、費用面だけでセルフ塗装を行いたいと思いますか？冷静になって検討していく必要がありますね。

今回は外壁塗装をセルフで行う際のリスクについて解説してきました。もちろん、やれなくはない外壁塗装ですがセルフでやることへのリスクもたくさんあります。セルフでやり始めたけれどやはりうまくいかないからと、最終的に業者に依頼する事になってしまえば無駄な費用と時間を割いてしまった事にもなってしまいます。その点を十分に理解した上で検討していくといいでしょう。