契約書なし外壁塗装の契約はアリ!?解説します。
2024/08/19
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を依頼する際、業者に見積依頼を行って納得のいく金額提示をしてくれた会社と契約して施工する事になるかと思いますが、その際に契約書なしで工事に取り掛かるといったケースがあるようです。このように契約書なしで依頼を進めてしまった場合、どんな問題が発生するのでしょうか。今回は外壁塗装における契約書なしのリスクについて解説いたします。
目次
契約書なしの外壁塗装
どんなリスクがあるのかな?
契約書締結は義務です
外壁塗装をはじめとする建設工事を請け負う会社には、建築業法によって契約書を締結することは義務とされています。そのため、依頼する塗装業者から契約書締結がないままに作業をスタートさせてしまっている場合には違法に当たる可能性があることを理解しましょう。主に契約書には以下の内容を記載しなければならない事となっています。
- 工事の内容
- 施工金額
- 工事期間
- 施工金額の支払いタイミング
上記をはじめ、更に事細かに様々な事象に対して定めるための契約書となっています。こういった内容に事前に同意しているという証明にもなる契約書です。あらゆるトラブルから自身と自身の大切な建物を守るためにも、必ず契約書は締結させておくようにしましょう。
民法上では口頭だけでも契約はできるが避けた方がいい
ちなみに、民法上だけの話で言えば、両者の同意があれば口頭だけでの契約も成立させることはできるものです。この場合であれば契約書を交わさずとも工事を依頼することができます。ただし、どこまで行っても契約書とは、何らかの事象からトラブルを避けるためにとても大切なものになりますので、口頭で契約できるからといって、契約書を交わさなくていいという事にはなりません。
想定されるトラブルについて
契約書がないとどうなるのかな?
工事内容が異なる可能性
しっかりと契約書を締結させておかないと発生するリスクの一つには、依頼する工事内容が異なってしまっていても、それを証明することができないという点があります。契約書では今回この工事を行います、といった工事内容を契約するものでもあるのですが、その証明をせず作業を始めてしまう事で、口頭での契約となってしまいます。依頼者側が思っている塗料や施工方法ではない方法で塗装をされていたとしても、それを証明する方法がなければ言った・言わないのトラブルに発展してしまいます。
作業延期時の追加費用発生など
契約書上には、天候不良や様々な理由から工期が遅れてしまった場合にどのような対処方法をしていくのかといったルールを定めています。契約書で締結をしていないということは、万が一工期が延長してしまった際に延長料金として追加費用が発生してしまう可能性もあります。
外壁塗装における契約書とは、自分自身と大切な建物を守るための重要な書類
まとめ
今回は外壁塗装工事において契約書なしでの契約は良いのかという点を解説してきました。厳密にいえば、両者の同意があれば口頭だけでの契約がなり立つものですが、契約書をしっかりと締結しておくことは、工事期間中に起きる様々なトラブルから契約者と大切な建物を守るために特に重要になります。面倒くさがらずにしっかりと契約書を締結しておくようにしましょう。また、業者側から契約書締結の案内がない場合には冷静に業者選びを検討しなおした方がいい場合もあります。
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外壁塗装専門店安井創建
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