『メッシュシート』って何？外壁塗装の足場に使用するもの

こんにちは！外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を依頼すると、工事が始まってから足場が建物の周りに組み立てられていきます。その足場の周辺をぐるっと一周囲い込むように張り巡らされるシートがあります。今回はその『メッシュシート』について解説していきます。なぜメッシュシートが必要なのか、その用途をしっかり知っていきましょう

まずは、メッシュシートがどんなものなのかについて理解を深めていきましょう。外壁塗装をしているお家を見ると、バンっと建物と足場を囲うように、ブルーやグレーなどといったメッシュ素材のシートが一面に張り巡らされているシーンを目に浮かべられませんか？そのシートのことをメッシュシートと言います。外壁塗装をする建物自体に足場を建ててから、その足場ごと丸っと覆い隠すようにメッシュシートで覆っていきます。

一見、職人さんたちへの風通しも遮ってしまい作業に支障が出そうにも感じるメッシュシート、なんで必要なのでしょうか？それは、塗装工事中に様々な物の落下を防ぐという重要な役割があるのです！具体的に見ていきましょう。

まずは一番重要な点から！塗装をしてくれる職人が、高い足場からの転落を防止する役割があります。メッシュシートがあれば、もし足場上で足元がふらついてしまったとしてもそのシートで受け止める事ができ、体制を整え直すことができるのです。安全性に特化して塗装を進めるためには欠かせないものといえるでしょう。

また、塗り替えで使用する塗料が様々な部分に飛散してしまうというトラブルも、メッシュシートがあることで最小限に留める事ができます。メッシュシートは建物と足場の外にぐるっと一周囲い込むように養生します。そのため、その建物の外構部分にある車やカーポート・ウッドデッキなどの部分に塗料が飛び散ってしまうというリスクを軽減できるのです。飛び散ってしまった塗料は全てメッシュシートで受け止める事ができるため、余分な部分を汚すというトラブルに繋がらないためにも重要になってきます。

外壁塗装の作業を行う上で必要になるローラーや刷毛などといった道具の落下や、養生に使用したゴミなどの落下も防ぐことができます。塗装道具の中には先のとがっているものもあるため、落下させない事が特に重要になります。また、養生のゴミはビニールであることが多くそれぞれが軽いため、このメッシュシートがないと風で飛ばされてしまう可能性もあります。近隣の迷惑になってしまうリスクをも留める事ができるのです。

今回は外壁塗装の際に設置するメッシュシートについて解説してきました。なんだか本当に意味があるかわからなかった部分かもしれませんが、こうして確認していくと、安全な塗替えのためには重要な準備の一つだったことが分かりますね。ぜひ今度外壁塗装を依頼するときには、職人さんと依頼者様の安全を守るためにも、メッシュシートを使用する塗装業者なのかという点に重きを置いて業者選びを進めてみてはいかがでしょうか。