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ウレタン塗料について|外壁塗装で使用する際のメリット・デメリット

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ウレタン塗料について|外壁塗装で使用する際のメリットデメリット

ウレタン塗料について|外壁塗装で使用する際のメリット・デメリット

2024/07/09

こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装をする際に使用する塗料には、様々な種類があります。その中でもウレタン塗料という塗料は、建物をはじめ自動車や家具・船舶などたくさんの用途で使用される塗料の一つで、その耐久性や美観保持能力から非常に人気があります。そこで今回はそんなウレタン塗料の特徴から耐久年数、選ぶ際のメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。

塗装に関するプロが解説!

外壁塗装専門店安井創建、代表安井です。

長年地元富山県において様々な建物に対して塗装を施してきたスペシャリスト。塗装に関する様々な資格を有した安井自らが塗装に関するお役立ち情報をお届けいたします!

目次

    ウレタン塗料

    どんな塗料なんだろう?

    塗布する材質を選ばない万能塗料

    ウレタン塗料とはポリオール成分とイソシアネート成分という2つの成分が混ざりあうことでできた化合物のことを言います。高い密着性と高い反発弾性があり、繊維やフィルム、金属に接着することもできることで幅広い用途で利用できる万能型の塗料ともいえます。建物においては屋根に対しての防水施工の際に使用されたり、シーリング材、塗料としても幅広く使用されています。

    ウレタン塗料は2タイプに分けられる

    ウレタン塗料は、その中でも水性と油性タイプの二つに分けられる事があります。シリコン塗料などのように比較的新しい塗料の場合、水性タイプでも油性タイプでも耐久性はあまり変わらないものですが、ウレタン塗料はその耐久性面が異なり、水性タイプの方が耐久性が低く、油性タイプの方が耐久性が高いとされています。また、ウレタン塗料は1液という空気と湿度を用いて乾燥するタイプと2液という硬化剤を使用することで固めるタイプがあり、2液の方が耐久性が圧倒的に高い事から価格も高くなる傾向にあります。

    組み合わせ次第で更なる魅力が

    ウレタン塗料は主剤として複数の水酸基を持つ樹脂であるポリオールと、硬化剤であるポリイソシアネートという成分を組み合わせた塗料の総称であり、使用するポリオールとポリイソシアネートの組み合わせ変える事で様々な特徴を出すことができます。塗料として高い耐候性が求められる場合は上塗りとしてよく用いられる事もあり、その他にも塗膜の性能自体を上げ、仕上がりや外観にも優れている塗料といえます。

    ウレタン塗料のメリット

    どんなメリットがあるのかな?

    密着性が高くひび割れしにくい

    外壁材のひび割れが生じた場合でも、しっかりと追従していくことのできるウレタン塗料。そのため、モルタル外壁やコンクリートを使用している外壁材とは相性よく使用することができます。ウレタン塗料のもつ密着性のよさと柔軟性があることから外壁材のひび割れが生じても塗膜の表面まで影響を受ける事がなく、塗膜の防水性を維持することができます。

    価格の安さ

    ウレタン塗料は塗料のランクの中でも2番目に安い塗料として位置づけられています。その価格の安さから、定期的に外壁塗装の色変えが前提の場合であれば費用を抑えた塗り替えを行えるでしょう。

    ウレタン塗料のデメリット

    どんなデメリットがあるのかな?

    紫外線に弱いため耐久年数が短い

    ウレタン塗料は他の塗料と比べた際に耐久年数が低い点がデメリットとしてあげられます。紫外線に弱いという特徴を持っていることから変色しやすい塗料なのです。塗料のグレードの中でも下から2番目の耐久性となっており、一般的には7~9年程度で塗り替えが推奨される塗料です。光沢の保持力においてもシリコン塗料と比べた場合2割程度下がってしまうため、退色などが特に気になりやすいでしょう。そのためチョーキングとして外壁の表面上に劣化が現れる時期も早く、外壁塗装や屋根塗装においてメインで使用することは少ない傾向にあります。

    扱いにくい塗料

    ウレタン塗料は水や湿気との相性が悪い事から塗装時や乾燥時の湿度が高いと、塗膜の機能が落ちてしまうことがあります。そのためその塗り替えの季節によって施工しやすさが変動し、そのうえで天候にも左右されやすい塗料のため、作業性が悪く扱いにくい塗料といえます。特にウレタン2液の場合は主剤と硬化剤の分量が正確でないと効果不良が起きてしまいやすく、施工する職人の知識と経験によって左右されます。

    ツヤの調整が難しい塗料

    ウレタン塗料はツヤの調整が難しいとされている塗料で、仕上がりを左右する光沢を抑えたい場合には向いていない塗料といえます。油性ウレタン塗料の場合では特に重ね塗りをすることでツヤ感が増すため、思っている以上にツヤの出る仕上がりになってしまうこともあります。

    汚れやすい塗料

    ウレタン塗料は持ち前の密着性の高さから、汚れを吸着しやすいというデメリットをも持ち合わせている塗料です。また、塗膜に汚れがついてしまった場合、雨で流れていくような簡単な付き方ではない場合が多く、汚れが目立ち、キレイな外壁を保つために定期的な清掃が必要になるでしょう。

    ウレタン塗料の特徴を知って理想の外壁塗装を!

    まとめ

    ウレタン塗料の特徴とメリット・デメリットについて解説を行ってきました。持ち前の材質を選ばない柔軟性の高さから様々な用途で使用されるケースの多いウレタン塗料ですが、その分デメリットもしっかりと考慮していきたいですね。ウレタン塗料の特徴を知って、理想の外壁塗装を実現させて行きましょう!

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    外壁塗装専門店安井創建
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