タイル地の外壁材にも外壁塗装は必要?
2024/09/09
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。一軒家に住んでいる方なら、10年に1回程度メンテナンスが必要になる事はなんとなく理解しているものですよね。では、その建物がタイル地でできている外壁の場合、通常通りに外壁塗装のメンテナンスは必要になるのでしょうか。今回はそんな疑問について解説してきます。
目次
タイル外壁への外壁塗装
必要になるのかな?
タイル外壁には外壁塗装は不要!
タイル外壁の場合の建物では、外壁塗装でのメンテナンスは不要になります。というのも、タイル自体が無機物であることもあり、太陽光などの劣化因子の影響を受けにくいものになるからです。サイディングなどの一般的な外壁材の場合ではこういった劣化因子から外壁材を保護する必要があるために外壁塗装でメンテナンス繰り返す必要があるのですが、そもそも劣化の影響を受けないのであれば塗装は不要ということです。
タイルにはメリットがたくさん!
タイル外壁にはメリットがたくさんあるってご存じでしたか?上記でも触れましたが、タイル自体が無機物であるという事もあり、劣化する要因に対して強い対抗を持っています。また、タイルの作られる工程からなる特性の一つとして、大変固い仕上がりになり、耐傷性にも優れた面を持ち合わせます。そのため、風で飛ばされる小石や枝による傷なども発生させることがなく、物を故意にぶつけてしまったとしてもほとんど傷がつかないというメリットがあります。そんなタイルでお家を建てたのであれば、メンテナンスという厄介な事象から少しは軽減されるというものです。
ただし、メンテナンスが必要な部分もあるのです。
以下がタイル外壁で必要になるメンテナンス箇所になります。
- 部分的にタイル以外の外壁材を使用している場合:よくある作りとして、タイル外壁を1階に、2階にはサイディングを使用しているという建物である場合には、タイル以外の外壁材の部分に対して外壁塗装が必要になります。
- タイルを固定している目地や下地の劣化:タイルは、モルタルの上に埋め込まれているパターンか、接着剤でくっついている場合があり、いずれもその下地に当たる部分では経年劣化は進行していきます。この部分のメンテナンスを怠ると、タイル自体がはがれてきたり割れてしまうリスクを高めるため定期的なメンテナンスは重要なのです。
- コーキング部分の劣化:上記と同様に、タイルではないコーキング部分では劣化は通常に進行していきます。そのためしっかりとメンテナンスを行う事で雨漏りなどの心配を防ぐ事ができます。
- タイル自体の浮きや剝れ:タイルを接着している部分が劣化し始める事で、徐々にタイル自体が浮いてしまったり剝れだしてしまうものです。そんな状態になったら、その部分を修復するための工事が必要になります。また、ひび割れも同様に、放置しておくことでその部分から雨水が侵入してしまう事になりますので、できるだけ早く修繕しましょう。
タイル外壁では外壁塗装ではない適正なメンテナンスを!
まとめ
今回はタイル外壁の際に外壁塗装が必要なのかについて解説してきました。結論、外壁塗装としてのメンテナンスは不要になりますが、タイル以外の部分に対して補修メンテナンスは必ず必要になります。タイル外壁だからといって一切のメンテナンスフリーになるわけではありませんので、その点を十分に理解して、適切なタイミングでしっかりとメンテナンスを行っていきましょう。
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