外壁塗装の中塗りと上塗りは1日でやりきる事ができるのかな?
2024/09/21
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を依頼すると、多くの業者では下塗り・中塗り・上塗りといった3回に分けて細かく塗り重ねていく方法をとっていきます。そんなメイン塗料の塗装、例えば中塗りと上塗りを1日の作業中に完了させてしまう事は出来るのでしょうか。今回はそんな疑問について解説していきます。
目次
外壁塗装の中塗りと上塗り
1日でやれてしまうものなのかな?
原則、不可能
まず、結論から申し上げますと、中塗りや上塗りだけに限らず重ね塗りを行う場合には、原則1日で完成させることは不可能です。いずれの工程についても、まずは建物の外壁全体を隈なく塗っていくという作業が必要になり、その段階でも1日の約半分の時間を消費します。そのため、1日でこの2つの塗りを完了させることには現実味がありません。
完全に乾ききるまで次の工程には進められない
外壁塗装では、まず外壁材自体に塗料を塗っていく事で半日以上かけて行い、その後、その塗った塗膜が完全に乾ききる事を確認するまでは、次の工程に進むことができません。完全に乾燥していないにも関わらず次の工程に進んでしまうと、様々な劣化の要因を作ってしまう事にもつながるため、この乾燥は特に重要なポイントです。次に、ここで乾燥を十分にさせなかった場合に生じるリスクについてお伝えしていきます。
乾燥期間が短いと生じるリスク
どんなケースが想定されるのかな?
塗料の性能を発揮できない
完全に塗膜が乾燥していないにも関わらず次の塗料を塗ってしまうと、本来その塗料が持ち合わせている性能を十分に発揮することができないケースがあります。耐用年数などは特に塗料を選ぶ際に重要な点だと思いますが、その年数を引き出すためにも、こういった一つひとつの工程をしっかりとこなしていくことが重要なのです。
塗りムラが生じる
また、完全に乾燥できていない部分に新しい塗料を重ねて塗っていくということは、塗りムラの原因になることもあります。乾いていない塗膜の上では、下の部分がヨレてしまい中々キレイに塗ることができない事も。こうしたケースでは、完成の見栄えにも影響を出してしまいます。
塗膜面にしわやひび割れが早い段階で出てしまう
さらに、完成直後には現れなくとも1年以内などといったような短スパンでしわやひび割れが生じてしまいます。これらは、塗りの段階の乾燥不足が原因であるケースも多く、耐用年数よりも極端に早くこういった症状がみられる場合には施工不良が疑えます。
各工程、乾燥には半日以上かけるものです
中塗り・上塗りに限らず、重ね塗りを行う部分においては、各乾燥工程に半日以上かけてしっかりと乾燥させることが重要です。その塗装を行った日の気候によっても必要になる乾燥期間は変動します。暖かく湿度の低い日と比べ、寒く湿度が高い日では乾燥のために必要な時間が長くかかるというように、その乾燥時間を見極めるのは、外壁塗装業者の腕の見せ所ともいえるでしょう。基礎知識として、完全に乾燥させるまで重ね塗り工程に進むことができないという知識を身につけましょう。
外壁塗装では乾燥期間も重要なポイントです
まとめ
今回は外壁塗装の乾燥期間の重要性について解説してきました。各工程完全に乾燥させてから次の工程に進む必要がありますので、しっかりと理解を深めておきましょう。
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外壁塗装専門店安井創建
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