外壁塗装でオススメな塗料の種類について

こんにちは！外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装は、建物の美観を保ちつつ、耐久性や防水性を向上するために非常に大切なメンテナンスです。しかし、実際に外壁塗装を行おうとする際、塗料の種類の多さから、どれを選んだらいいのかと迷ってしまうことも多いでしょう。そこで今回は外壁塗装にオススメな塗料の種類を紹介し、それぞれの特徴やメリットについて詳しく解説していきます。

アクリル塗料は、プラスチックを主成分とする塗料となっており、比較的安価で使いやすい点が魅力的です。外壁塗装でメインに使用する機会は少ないながらも、特にＤＩＹなどの分野で使用されるケースが多く、短期間でのリフォームで使用することがあります。

■メリット

• 価格の安さ：他の塗料に比べて価格が非常に安い点が特徴です
• 乾燥が早い：アクリル塗料は短時間で乾燥するため、施工期間自体を大幅に短縮できます
• カラーバリエーションが豊富：多彩な色から好きな色を選べるためデザインの自由度が高いです。

■デメリット

• 耐久性が低い：約５～７年で再塗装が必要になる場合が多いため、外壁塗装においてメインで使用されることは少ないです
• 紫外線に弱い：色褪せが早く発生することがあるため注意が必要です。

ウレタン塗料は、アクリル塗料よりも耐久性が高く、様々な用途に使用される汎用性の高い塗料です。適度に柔らかさを備えている事からひび割れにも強いことが特徴です。また、塗装する素材を選ばない点も柔軟に使用できる魅力のひとつです。

■メリット

• 柔軟性が高い：外壁自体の動きにも対応しやすく、塗膜のひび割れを防ぐことができます。
• 多用途：屋根や外壁だけでなく、木材や鉄の部分への塗装も難なく使用できます。
• 価格の安さ：アクリル塗料に比べて少し高い傾向にありますが、それでも他の塗料よりは随分安い価格帯です。

■デメリット

• 耐久性がいまいち：約8～10年程度の耐久性になるため、これ以上に耐久性能の高い塗料と比べると、メンテナンス期間においてデメリットといえるでしょう。
• 汚れが付きやすい：汚れが付着しやすいため、定期的な清掃が必要になります。

シリコン塗料は、外壁塗装で最も一般的に使用される塗料です。耐久性とコストパフォーマンスの面でバランスが良く、広く普及しています。

■メリット

• 耐久性が高い：約10～15年程度の耐久年数を誇ります。
• 耐候性に優れる：雨風や紫外線に強く、長期間にわたり美観を保つことができます。
• メンテナンスが楽：汚れが付きにくい性質を持っているため、メンテナンスの手間が少ないです。

■デメリット

• 価格がやや高い：アクリル塗料やウレタン塗料と比べたときに価格が少し高い傾向にあります。
• 専門知識が必要：施工にはある程度の専門的な知識が必要なため、経験数の多い職人に依頼できると安心でしょう。

フッ素塗料という塗料は、非常に高い耐久性を誇る塗料で、商業施設や公共施設など、長期間メンテナンスが難しい建物に多く使用されています。

■メリット

• 非常に高い耐久性：約15～20年の耐用年数があり、再塗装の頻度を減らすことができます。そのため、定期的にメンテナンスを行うことが難しいような集合住宅や公共施設などの外壁塗装に広く使用されています。
• 耐候性・防汚性が抜群：雨風や紫外線だけでなく、汚れにも強いことが特徴です。
• 長期的なコストパフォーマンス：初期費用は高いですが、次の外壁塗装までのメンテナンスサイクルを長く保つことができるため、トータル的にメンテナンスコストを低く抑えることに繋がります。

■デメリット

• 価格が高い：他の塗料に比べて、フッ素塗料自体が高い傾向にあるため、外壁塗装自体の費用も上がってしまいます。
• 施工が難しい：一般的な塗料と比べて施工にある程度技術が必要になるため、実績のある外壁塗装業者に依頼を行うようにしましょう。

無機塗料とは、無機物を主成分とした塗料で、最高級の耐久性を誇ります。特に環境にも優しく、長寿命の塗料として注目を集めています。

■メリット

• 最高の耐久性：約20～30年以上の耐久年数とされており、一度塗装すれば、一般的な住宅では次のメンテナンスはもう建て替えになるくらいの長期間耐久を誇ります。
• 耐火性も高い：無機物が主成分のため、耐火性能に優れています。
• 環境にやさしい：有機溶剤という塗料を液状化にするために必要な素材を使用しないため、環境負荷が低いことが特徴です。

■デメリット

• 非常に高価：耐久年数が高いため、価格もダントツで高い傾向にあります。

外壁塗装においての塗料選びは、それぞれに持っている特徴を理解し、なにを重要視するかを考え選んでいくことが重要です。本当に外壁塗装に求める性能を持っている塗料を使用することで、不安も不満もない外壁塗装へと仕上げていくことができるでしょう。