ケレンってなぁに?外壁塗装において重要な工程です
2024/08/17
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を行う際、様々な工程を踏んでより強度の高い仕上がりにしていくものですが、そんな中でも欠かせない工程に『ケレン』というものがあります。このケレン、実際はどんな意味で行う必要がある作業なのでしょうか?今回は外壁塗装におけるケレンについて解説していきます。
目次
外壁塗装のケレン
なんのために必要なのかな?
錆や元の塗膜を除去するため
外壁塗装におけるケレンとは、主に下地処理の工程の一つに含まれます。外壁についている錆やもともとの塗膜を除去していく工程のことを言います。外壁塗装をする際に必ず行うというわけではありませんが、外壁材に錆が付いている場合や剝れている・膨れている塗膜がある場合の2パターンの時にはケレンを行い下地を整えた上で外壁塗装へと進んでいきます。
【一般的な外壁塗装の流れ】
- 足場を組み立て養生
- 外壁全体の高圧洗浄
- ひび割れ部分の補修
- ケレン
- 欠損部の補修など、塗装できる状態に整える
- より厳密な養生
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
外壁材にケレンを必要とする劣化がない場合はこの工程からケレンの部分が除かれ、外壁塗装へと進んでいきます。
ケレンをしないと仕上がりに差が生じる
上記のようなケレンを行ったほうが良いとされる場合に十分にその工程を行わないと、その外壁塗装の仕上がりを左右してしまうことになります。錆や剝れ・浮きの部分で凸凹になってしまっている部分をそのままに上から塗料を塗っていくことになるため、なめらかな質感はおろか、見た目的にもキレイさが半減してしまいます。また、そもそも錆の上では塗料がしっかりと密着しないため、塗装してもすぐにはがれてしまうリスクもあります。
錆は金属系サイディング以外にも発生する
錆と聞くと、なんだか金属系サイディングに発生しやすいようなイメージを持たれる事が多いのではないでしょうか。実は、金属系サイディングに限って生じる劣化ではないのです。砂やセメントを元にしたモルタルや窯業系サイディングなどでも『もらい錆』が生じる事があります。もらい錆とは、その外壁材の近くに金属製品がある場合に、そこで発生した錆が外壁に付着することで発生するものです。外壁に隣接する事が多い雨樋の金属部分やベランダの手すり、窓枠や門扉・シャッターなどが該当します。これら金属製品はなにかと建物に付随している事も多いため、もらい錆として外壁に現れる劣化の一つなのです。
ケレン除去には専用の器具を駆使して
このケレン除去には、専用の器具を駆使して素材を必要以上に傷つけない方法で行っていきます。サンドペーパーをはじめディスクサンダー・マジックロン・細のみ・力棒・ワイヤーブラシ、時にはトンカチまで様々な器具を使っていきます。主に金属製の外壁の場合では3つのケレンに分類されますが、それぞれの劣化の強度に合わせて使う器具を変えて取り除いていきます。
ケレンは外壁塗装の仕上がりを左右する大切な工程の一つ
まとめ
今回は外壁塗装におけるケレンについて解説してきました。ケレンは下地処理の一工程に当たり、金属が原因の錆除去から、今の塗膜の除去まで、塗装をする場所の下地をなだらかに整えていく大切な工程です。ここをいかに丁寧に行っておけるかによって仕上がりが全く異なるため必要な場合は積極的に行っておきましょう。
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外壁塗装専門店安井創建
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