外壁塗装の『ツヤあり』『ツヤなし』ってどっちがいいの?
2024/08/03
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を依頼する際、どんな色で塗装しようかという色選びに頭を悩ませる方も多い事でしょう。同じ色でも『ツヤあり』の塗料と『ツヤなし』の塗料では仕上がりのイメージが全く異なってくるのです。いずれもどちらがどのような印象に仕上がるのかといったように、メリットとデメリットを踏まえて解説していきます!
目次
塗料のツヤ
そもそも、何のことかな?
太陽に塗膜が反射することで目に届く数値のこと
そもそも外壁塗装で使用する塗料のツヤ、どのようなものなのかを説明していきます。外壁に対して60度の角度から100%の光を当てた際に正反射した光の事をツヤと呼びます。またそれぞれ何%反対側に光が届いているかという数値によって光沢度が変わります。全部で5段階ツヤの種類があります。
- ツヤあり:70%以上の光沢度がある塗料の事。塗った後はつやつやとした印象になります。
- 7分ツヤ:60%前後の光沢度がある塗料の事。曇りの日など天候によってはツヤがないようにも見える事が特徴
- 5分ツヤ:35%前後の光沢度がある塗料の事。半ツヤとも呼ばれ、ツヤありとツヤなしの中間あたりの仕上がりになる。
- 3分ツヤ:15%前後の光沢度がある塗料の事。ツヤなしに少々ツヤが入っている状態。天気のいい日に見る角度で多少ツヤを感じられる程度。
- ツヤなし:5%以下の光沢度である塗料の事。マット仕上げやフラット仕上げとも呼ばれる。
ツヤあり塗料の特徴
どんなメリット・デメリットがあるのかな?
【メリット】塗料本来の耐久性が期待できる
ツヤあり塗料のメリットとしては、使用する塗料が本来持っている耐久性などの性能を一番発揮できるものになります。ツヤなし塗料と比べ大体1.5年~3年程度高耐久を誇ることもあります。また、汚れが付きにくく塗りたての光沢感が特に美しく表現できる点が特徴です。塗料の種類も豊富にあることから、よりたくさんのカラーバリエーションの中から好きなカラーを選んでいくことができます。
【デメリット】ツヤ感は2~3年をピークに減少していく
デメリットとしては、特徴でもあるツヤ感が、塗装後2~3年をピークに徐々に減少していってしまう点でしょうか。また、使用する塗料の種類によっては安っぽく見えてしまったり、外壁材との相性が悪くなってしまうとツヤが目立ちすぎてしまうという点もあります。その建物の光の当たり具合によっては眩しすぎてしまうこともあるため、ツヤあり塗料を使用する際は事前の入念な確認は特に重要です。
ツヤなし塗料の特徴
どんなメリット・デメリットがあるのかな?
【メリット】経年劣化での変化を感じにくい
ツヤなし塗料のメリットは、経年劣化してしまってもその変化を感じにくい点があります。ツヤありの場合だとツヤがなくなったり色褪せが生じるとパッと印象で汚れてきているという事がわかりやすくなってしまいますが、もともとツヤなし塗料であった場合は見た目の雰囲気で変化を感じにくいのです。また、マットで自然な仕上がりにできるため求める雰囲気にグッと印象を寄せることもできるでしょう。
【デメリット】ツヤありよりも劣化が早い
ただし、ツヤあり塗料よりも劣化が1.5年~3年程度早い点がデメリットの一つになります。ツヤを消す為に本来なくてもよい成分を入れて作るため、余分な成分が入った塗料では本来の耐久年数を発揮する妨げとなってしまうのです。また、汚れが付きやすく、塗料の種類やカラーの種類も少ない点があります。使用するカラーによっては極端に地味な印象になってしまう事もあるため十分に検討しましょう。
ツヤあり・ツヤなしの利点を理解しよう!
まとめ
外壁塗装を考える際に欠かせない色選び。色を選ぶ際には、ツヤの事もしっかりと考えていくことで仕上がりの雰囲気をより理想的なものに近づける事ができます。後悔のないように、事前のカラーシミュレーションを十分に行っていくと安心ですね。
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