フッ素塗料について|外壁塗装で使用する際のメリット・デメリット
2024/07/13
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装をする際に使用する塗料には、様々な種類があります。その中でもフッ素塗料という塗料は、他の塗料と比べ高い耐久性を誇る塗料の一つでもあり、長期間その建物を様々な要因から守る役割を果たしていきます。そこで今回はそんなフッ素塗料の特徴から耐久年数、選ぶ際のメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。
目次
フッ素塗料
どんな塗料なんだろう?
蛍石を減量としたフッ素樹脂を配合した塗料
フッ素塗料とは、蛍石という原料を使用したフッ素樹脂を配合した塗料のことを言います。他の塗料に比べて比較的高価な塗料となりますが、その分様々な点において優れた特徴をもつ塗料であり、高い耐久性を誇ります。そのことから一般住居だけではなく、大型の建造物や公共の建物などにも幅広く使用されています。
フッ素塗料の耐久年数は13~15年以上
フッ素塗料の耐久年数は13~15年以上とされており、一度外壁塗装や屋根塗装で使用すれば長く安心して住まうことのできるメンテナンスを施すことができるでしょう。長く住まう住宅であればあるほど、塗り替える回数を少なくさせる事に貢献できるため、長期間美観を保ち、建物の構造を傷つける要因から守るための施工ができるでしょう。
フッ素塗料のメリット
どんなメリットがあるかな?
塗膜の劣化に関する様々な要因を防ぐことができる
フッ素塗料の持つメリットは本当にたくさんあり、様々な要因から建物を守っていくことができます。
- 耐久性と耐候性:紫外線や雨水に強く温度変化や酸化にも強い事から、沿岸部の建物や1年を通して気温差が激しい地域での塗装にも効果を発揮します。
- 親水性・低摩擦性:親水性がいい事から雨と一緒に汚れが落ちやすい性質をもち、そもそも汚れが付きにくい仕上がりになります。
- 耐摩耗性:摩耗することに対抗を持っている事から仕上がりの光沢感が長持ちします。
- 耐薬品性:薬品類にもつよく、酸性の雨が降ったとしてもしっかりと建物を守ります。
- 防藻性・防カビ性:藻やカビにも強く、外壁などにつくことを防ぎます。
- 耐熱性:紫外線の熱による劣化が起こりにくいです。
フッ素塗料のデメリット
どんなデメリットがあるかな?
費用が高い点
フッ素塗料のデメリットとしては、その費用の高さでしょう。フッ素塗料は他の塗料に比べて費用も高くなる傾向にあり、シリコン塗料と比べると約1.6倍程度の費用となる点があげられます。そのため、一般家庭での外壁塗装での使用では価格面から敬遠される方もいらっしゃいます。
フッ素塗料の再塗装が難しくなる
フッ素塗料で外壁や屋根塗装を施した場合、その後次に必要なメンテナンスの際に塗装が少し難しくなるという点もデメリットです。フッ素塗料の塗膜が低下しきっていない状況で外壁塗装を再度施工しようとすると、新しく塗る塗料との密着性が悪くなってしまうことがあります。
硬い塗膜のため弾性がない
フッ素塗料で施工を施すと、その完成した塗膜は特に硬くなって建物を保護しようとします。それはメリットでもありますが、反面、外壁材の伸縮などで発生するひび割れに追従する弾性がないというデメリットであるともいえます。そのため塗膜にひび割れとして現れてしまうこともあると理解しましょう。
フッ素塗料の特徴を知って理想の外壁塗装を!
まとめ
フッ素塗料の特徴とメリット・デメリットについて解説を行ってきました。たくさんの優れた点を持つフッ素塗料、それ故に費用面で一戸建てに使用することが難しいケースもある塗料ではあります。ですが予算をある程度持てる場合であればフッ素塗料でメンテナンスを行うことで、トータル的に費用を削減できる事にも貢献できるため、こうしたメリット・デメリットを十分に理解した上でご自身たちの理想の外壁塗装を実現させていきましょう。
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