『軒天』ってどこ?外壁塗装での注意点を解説
2024/09/28
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を依頼すると、屋根を除く建物の外周を全て隈なく塗装していくことになります。それは軒天も例外ではありません。皆さんは『軒天(のきてん)』が具体的にどこの部分を指すのかをご存じでしょうか?軒天の役割と共に、外壁塗装時の注意点について解説を行っていきます。
目次
軒天について
どんな場所の事かな?
軒天は住宅を見上げた時に外壁から外に飛び出している部分のこと
まず、軒天がどの部分のことかをしっかりと把握していきましょう。軒天とは三角屋根の住宅なら基本的にどんな場合にもあるものでして、上を見上げたときに外壁よりも外に飛び出している屋根部分の裏側のことを言います。雨水が屋根を伝って流れていく際に外壁を伝ってしまわないようにするためのものです。バルコニーやベランダの裏側部分も軒天と呼ばれます。
外壁の劣化防止にも貢献している
そんな軒天、なぜついているのでしょうか?それは、外壁材を様々な劣化から守るという役割も果たしているのです。軒天が長いほど、外壁材に直接雨が当たる場所を削減することができたり、直射日光から保護する日陰ができたりするのです。軒天がない建物に比べて外壁材の耐久年数が多少長くなるメリットがあります。更に、軒天に使用する材質に穴が開けてある場合があります。この穴は屋根の中に溜まってしまう湿気を逃がすという役割があるため、屋根材の劣化をも防ぐ役割を果たしています。
軒天の外壁塗装における注意点
どんな点が注意ポイントかな?
軒天の劣化状況を見極めて塗装する
まず、軒天を塗装する場合には、その今の状態を十分に把握することが重要です。直射日光も当たらず、雨水などが直接当たるわけでもない部分ですが、屋根からの湿気、外壁材からの湿気を吸収し、しっかりと劣化が進行してしまう場所でもあるのです。そんな軒天だからこそ、その状態を十分に見極めた上で、そのまま塗装での保護に進んでも大丈夫なのか、補修してからの塗装がいいのかを検討してもらうようにしましょう。
高圧洗浄は原則しない
軒天に使用している素材は多くの場合水に弱い性質のものが多く、そのため、外壁面を高圧洗浄するのと同時に洗浄してもらうことは控えましょう。水圧による汚れ落としの方法ではなく、ケレンやペーパー掛けで汚れを落としていく方法が主流です。
軒天という場所に向いている塗料を使用する
軒天は外壁と比べ、直接的に影響を受ける要因が異なります。外壁材は日光からの紫外線をはじめ雨や雪などの影響ですが、軒天は湿気の影響をもろに受けるのです。だからこそ、外壁材とは違う耐性を持った塗料を軒天に使用することで、しっかりと保護をすることが出来ます。水に弱い点を補うために耐水性の塗料を使用したり、通気性・防カビ・防藻に優れた塗料をメインに検討していくようにしましょう。
軒天を外壁塗装と同時に依頼する場合にはその場所に合った塗料を使用しよう
まとめ
今回は軒天の外壁塗装における注意点について解説してきました。軒天には軒天が受ける影響というものがあるため、その影響からしっかりと長期間保護することができるような対策を塗装で講じておくことが、今後長期間安心して住める住宅作りには欠かせません。十分に検討し、塗装業者にもお願いをするようにしましょう。
----------------------------------------------------------------------
外壁塗装専門店安井創建
富山県富山市本郷町110-10
電話番号 : 0120-757-751
----------------------------------------------------------------------