外壁塗装はなんで3度塗りなの?多くても少なくてもダメな理由について
2024/08/25
こんにちは!外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を依頼するときに受ける提案や見積もりを見ていくと、塗装は3度に分けて行われている事がわかります。今一般的に3度塗りが当たり前になりつつある塗装業界ですが、なぜ3度塗りなのでしょうか?より強度を高めたい場合はこの回数を増やしたら変わるのでしょうか?今回はそんな外壁塗装の塗り回数について解説していきます。
目次
外壁塗装の塗り回数について
なんで3度塗りなのかな?
塗膜を厚くし強度を増すための工程
外壁塗装で3度塗りが推奨されている理由は、塗膜を分厚くし、強度を高めるために推奨されているためです。
- 1回目【下塗り】外壁材と、次に塗っていく塗料の密着度を高めるために重要な一回目の塗装
- 2回目【中塗り】色のついた本来の塗料を塗っていく
- 3回目【上塗り】2回目と同じ種類の塗料を重ね塗りしていく。2度にわたって行う事でより塗膜を厚くし、塗料の本来の強度を出す事ができるため、掲載されている耐用年数まで持たせる事ができる
外壁塗装などは、いかに厚みがあるかによって強度が変わってきます。2回塗りの時よりも塗膜を厚くする事ができるため、3度塗りが主流となっているのです。
塗りムラを均していくためにも有効
3度塗りには強度を保つためという理由に加え、塗りムラを均していくためにも有効です。中塗りの段階では建物全体的に見ていくと、塗りムラがあるケースもあります。3度目の上塗りの段階で塗りムラなく全体的に正しく塗装していくことで塗り残しを防ぐことができます。外壁塗装の仕上がりを左右する工程ですので重要な部分です。
多くても少なくてもダメな理由
なんでダメなの?
2度塗りでは塗膜が薄すぎる
2度塗りの場合だと、塗料の耐用年数として歌っている年数を保てるほどの塗膜を形成することが難しいため、本来想定されている強度を保たせることができません。今販売されている塗料の耐用年数は、3度塗りをした厚みを想定されて掲載されています。2度塗りでカラー塗料を塗る際に分厚く塗っていく工法を取りますと説明する業者も中にはいますが、1度で分厚く塗料を塗装してしまうと中まで完全に乾ききるまでに時間がかかり、結果剝れやひび割れに繋がってしまうのです。
4度以上の重ね塗りはケースバイケース
塗膜が厚ければ厚いだけ強度が増すのであればと、3度のみならず4度5度・・・と重ねて塗ってほしいと考えるかもしれませんが、基本的に3度きっちり塗ることができれば、本来の強度を十分に発揮することができますので、それ以上重ね塗りをすればしただけ費用が無駄に追加されるだけになってしまいます。稀に、業者側の判断で3度塗りのところを4度塗りに変更したいとする場合もありますが、その外壁材の劣化状態や使用する塗料との相性を見つつプロの目線で提案してくれるため、提案内容をしっかりと伺っていくようにしましょう。
外壁塗装は3度塗りがベスト回数!
まとめ
今回は外壁塗装がなぜ3度塗りなのかについて解説してきました。想定される耐用年数を保つために重要なため、3度塗りは最低限行っていくようにしましょう。また、その時の状況や使用する塗料に応じて塗装回数が変わる可能性もありますが、いずれも強度を保てるベストな提案を行ってくれるため冷静に内容を把握するようにしましょう。
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