外壁塗装に浮きが！？補修する方法を詳しく解説

こんにちは！外壁塗装専門店安井創建です。皆様の大切な建物の外壁に浮きが生じてはいませんか？長期間様々な要因にさらされる事で劣化が進行してしまい、浮きとなって表れてしまうのです。今回はそんな外壁に現れる浮きを補修する方法について詳しく解説していきます。

外壁塗装に浮きが生じてしまう理由の一つには、湿気が関係していることがあります。建物の外壁が湿気をたくさん吸収することによって塗膜が膨張し、浮きあがってしまう事があります。雨が多い地域や湿度が高い環境でこの問題が現れることがあります。

外壁塗装にはある程度耐久年数が定められています。この想定される年数を経過してしまっている場合、外壁には様々な劣化のサインが表れ始めます。そんなサインの一つに浮きがあるのです。長期間経過することで塗料の密着力が低下し、外壁材との隙間が空いてしまうのです。浮きを放っておくと次第に範囲が広がり、はがれてしまう事にもつながります。

前回の塗装の際に行ったであろう下地処理が甘かった場合ですと、耐久年数以内でも浮きが現れる事があります。外壁の汚れや前回までの塗膜をしっかりと除去しないまま塗装を始めてしまうと塗膜の密着度が弱まってしまい、それゆえにこういった浮きが生じてしまうのです。

浮きの補修が伴う外壁塗装のメンテナンスになる場合、まずはしっかりとした現地調査を行います。浮いている範囲を入念に調べ、なぜこのような浮きが生じてしまったのかの原因を特定していきます。外壁全体を隈なく確認し、状況を把握します。そのうえで補修に必要となる工具と材料を準備していきます。

浮きの部分が確認出来たら、その浮いてしまっている外壁材の部分を丁寧に除去していきます。他の部分を合わせて傷つけてしまわないように慎重に進めていくのと同時に、不具合が生じている浮きの部分を完全に取り除いていきます。

浮いている塗料を除去したら、現れた下地をしっかりと清掃していきます。埃や汚れを取り除き、その後下地処理を行っていきます。シーラーという専用工具を使用して下地を整えることで、次に使用する塗料の密着性を高めます。

下地処理が済んだら、プライマーという下地と塗料の接着を強化させるための下塗り塗料を塗布していきます。プライマーが十分に乾燥した後、新しい塗料を塗布します。均一にムラなく塗装していく必要があります。また、しっかりと乾燥時間も守りながら必要に応じて重ね塗りなどを行っていきます。

しっかりと新しい塗料が乾燥したことを確認したら、防水処理を行っておくといいでしょう。補修した箇所に防水処理を施すことで再度浮いてしまうリスクを最小限に抑えられます。最終的に補修箇所と周囲の状況をチェックし、仕上がりを確認したら補修完了です。

外壁塗装の劣化によって生じる浮き。よりひどい状態へ進行しないように、小さな段階でも早めに補修を行っておくことが大切です。早めの対策により、建物内部まで劣化が進んでしまうことを防ぐ効果があります。たかがこの程度の浮き！と思わず、気がついたときに相談していきましょう。