外壁塗装の吹付ローラー塗装の特徴とメリット・デメリットについて解説

こんにちは！外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装は、建物の外側からの美しさを保つためには欠かせないメンテナンス作業です。美しさだけでなく、その外壁の耐久性を向上させることにも貢献できる外壁塗装、その中でも吹付ローラー塗装という手法があることはご存じでしょうか？今回はそんな吹付ローラー塗装の特徴とメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

吹付ローラー塗装とは、塗装用のローラーを使用して外壁に塗料を塗布していく方法のことです。この方法ではローラーを使用していくことができるため、塗料を均一に塗り広げる事ができ、塗りムラの少ないキレイで美しい外壁に仕上げることが出来ます。使用するローラーの種類や技法を変える事で多様なテクスチャや仕上がりにしていくこともできます。

吹付ローラー塗装の特徴として、ローラーを使用することで塗料を均一に外壁に塗布し、塗りムラが少ない美しい仕上がりになります。特に、広い面積を均一に塗装する時に効果的な方法で、職人の技術によって仕上がりが変動してしまうといったリスクが少ないため、どんな職人でも安定した品質を保てる手法ともいえます。

吹付ローラー塗装とは、塗装の技法の中でも比較的簡単に施工できる方法に当たります。スプレーガンを使用していく吹付塗装などに比べて特殊な機械や技術が不要なため、施工する職人の経験値に問わず、一定の品質を保ちやすいともいえます。

吹付ローラー塗装では、使用するローラーの種類や技法を変えていくことで様々な表情を表現していくことができます。例えば、使用するローラー粗めのものにすれば、外壁塗装を全体的に粗い質感を持つような仕上がりにしていくことができ、反対に細かいローラーを使用することで滑らかな仕上がりにしていくこともできます。

吹付ローラー塗装は、他の塗装方法と比べた際に比較的安価に施工できる手法といえます。特別な技法などが不要なため別途費用の掛かることもなく、コストパフォーマンスに優れた手法です。特に、大規模な建物や広い面積を塗装する必要がある外壁塗装の場合には、コストを抑えながら高品質な仕上がりを担保できる方法ともいえます。

吹付ローラー塗装はスプレーガンを使用する塗装と比べて、準備や片づけといった手間が少なく、工期自体を短縮することにも貢献できます。特に住宅や小規模な建物の塗り替えにおいては迅速な工期を望まれるケースが多く、そういった場合にはとてもオススメの塗装手法となります。

吹付ローラー塗装は、塗布していく際に塗料が外部に飛散してしまうといったリスクを最小限に留める事ができます。そのため、周囲の環境への配慮もしながら施工していくことができます。また、使用する塗料自体も揮発性有機化合物を抑えた環境にやさしい塗料を中心に選べるため、建物の周りの環境や、その建物に住まう人々の人体への影響にも配慮した塗装を行う事ができます。

吹付ローラー塗装は全てを手作業で行っていくものです。そのため、塗り替えをする建物が大規模になればなるほど、高所の場所になればなるほど、塗装することに手間がかかっていきます。そのため高層ビルなどの外壁塗装にはあまり使用されないケースが多いです。ある程度手際よく行っていける程度のサイズ感の外壁塗装時に多く選ばれる手法とも言えます。

吹付ローラー塗装では、その塗料の厚みを均一に保つ事が難しいこともあります。平坦な部分であればまだしも、複雑な形状の外壁や、細かい部分の箇所に対しては塗料の厚みが不均一になる可能性もあるため、技術がなければ部分的に仕上がりで影響を出してしまう事もあります。

吹付ローラー塗装では、いくら使用するローラーを変えたり、技法を変える事でデザインが変えられるといえど他の手法と比べた際にデザインの自由度に限りがあります。複雑なパターンや微細なテクスチャを表現することは難しく、比較的シンプルなデザインに限られてしまう傾向があります。

今回は吹付ローラー塗装の特徴について解説してきました。それぞれの手法の良さを把握し、ご自身の建物ではどんな印象を持つ外壁塗装に仕上げていきたいかをしっかりと考えていけるといいですね。