外壁塗装のリシン吹付塗装って？その魅力と注意点について解説

こんにちは！外壁塗装専門店安井創建です。皆さん、外壁塗装を依頼しようと検討していると、様々な塗料の種類や塗装の方法について知る機会があるかと思います。そんな中で今回は、塗装の方法の一つであるリシン吹付塗装について解説していきます。リシン吹付塗装のいいところをはじめ魅力的な点を解説しつつ、その中でも注意しなければならない点も具体的にお伝えしていきますね。

リシン吹付塗装とは、一般的な塗料を塗りつけていく手法ではなく、細かい砂や石を含んだ塗料を使用し、専用の機械を使って外壁材に対して吹き付けていく塗装方法です。この方法を行うと、一般的な塗料を使用した場合と異なり外壁に独特のザラザラっとした質感が生まれ、通常では表現できないような立体感やデザイン性をもたらすことができます。

リシン吹付塗装は、そのザラザラした質感が一番の特徴になります。この質感によって、外壁自体に陰影をつけることができ、建物全体に立体感を持たせることができます。また、カラーバリエーションも豊富であり、自分の好みに合わせてデザインを考えていくことができるため、楽しみも盛り込んでいくことができます。

リシン吹付塗装では防水性を高める効果が期待でき、外壁自体を雨風からしっかりと守ることができます。更にザラザラの塗膜のため外壁材までに立体的な厚みができる事から塗膜自体も厚くすることができます。耐久性にも優れている為、リシン吹付塗装を施した外壁塗装では長期間にわたって美しい景観を保つことができます。

リシン吹付塗装は、スプレーガンのような専用の機械を使って塗装をしていくため、広範囲に短時間で塗布することができます。そのため施工をスムーズに進めることができ、これにより工期自体も短縮することができます。工期が短縮できればそれだけ施工費用も少し安く抑える事に貢献できますので、一石二鳥ですよね！

リシン吹付塗装の最大のメリットは、この美しい外観を実現できることでしょう。ザラザラとした特徴的な質感と豊富なカラーバリエーションから自分の好きなカラーを選べるため、個性的で魅力的な外壁を作り上げることができます。

リシン吹付塗装は、塗膜が特に分厚くなる施工方法です。そのため、リシン吹付塗装を施した外壁では外壁材自体をしっかりと保護し、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。また、防水性にも優れている為、雨水による劣化を防ぐこともできます。

リシン吹付塗装では専用の機械で塗布していく手法のため、外壁塗装にかかる工事期間自体を短くすることができます。その分、費用面も削減することができるでしょう。そういった点からもコストパフォーマンスが高いといえます。

リシン吹付塗装のデメリットには、使用していく機械の性能や技術に左右される点があげられます。専用機械を使用して塗装していく手法になるため、その職人の腕によって仕上がりに差が出る可能性が大いにあります。ムラが生じてしまうと、その外壁の仕上がりを格段に落としてしまい失敗につながるため、リシン吹付塗装を行いたい場合はリシン吹付塗装に自信と実績のある塗装業者に依頼を行うようにしましょう。

リシン吹付塗装を施すと、その外壁の表面は凹凸が生じます。そのため、その凹凸に汚れが付きやすいという欠点があることも確かです。キレイな外壁を維持していくためには、定期的に外壁の清掃やメンテナンスをする必要があり、そこをしっかりと理解したうえで検討しましょう。

リシン吹付塗装を施したのち、次に来る外壁塗装のメンテナンスの際は、下地処理をすることが難しくなることから追加で費用と手間がかかる事があります。リシン吹付塗装の特徴でもある凹凸のある塗膜ゆえにこのようなトラブルが生じる場合があるのです。

外壁塗装をおしゃれに仕上げたいと考えるなら、リシン吹付塗装で凹凸のあるザラザラな質感の外壁塗装はいかがでしょうか。このリシン吹付塗装の場合はメンテナンスや再塗装の際の手間がかかるというデメリットも十分に理解したうえで、一般的な塗装と比べどちらが自身の理想に近いかどうかを検討していきましょう。