外壁塗装中エアコンカバーはどうするの？室外機の適切な処置方法について

こんにちは！外壁塗装専門店安井創建です。外壁塗装を行ってもらう時、建物にもともとついている室外機はどのような処置をしておくことがいいのでしょうか？そのままの状態では塗料が飛んでしまって汚れてしまう可能性もありますよね。室外機にエアコンカバーを付けている方も同様、カバーを汚さない工夫について気になるはず。そこで今回は、外壁塗装期間中の室外機について解説します。

建物の側面についていることが多い室外機。外壁塗装を施す際に外壁との隙間に手が入る隙間がある場合は移動することなく外壁塗装を行うことが可能です。

この場合、外壁塗装での塗料が室外機やエアコンカバーについてしまわないようにしっかりと養生をすることが重要です。養生シートを使用し全面をくまなく覆っていきます。しっかりと塗料が乾燥した後に丁寧に剥がしていくことで室外機を汚してしまうといった事を防ぎます。

万が一室外機と外壁の側面に手や刷毛の入る隙間がない場合、室外機を動かして全面を外壁塗装するパターンか、室外機のある場所は外壁塗装を行わないかのどちらかになります。室外機を動かす場合は配管との接触不良などを避けるため、専門業者に依頼し移動をすることとなるため、費用や手間がかかってしまう点を理解しましょう。

エアコンの配線部分を隠すために配管カバーが付いている場合があります。この配管カバーを塗装するかどうかは、その依頼する業者によって方針が異なります。それぞれのケースで起こりえるデメリットもしっかりと確認しておきましょう。

エアコンの配管部分は外壁塗装では塗装しないという方針の場合は、配管カバー全面にマスキング処理を行ったのちに外壁のみを塗装していくことになります。ただしこの場合、どうしても配管カバー周りの塗装をきれいに仕上げることが難しく、ガラッと印象の違う塗料で塗り替えるケースなど、配管カバーと外壁塗装の印象がチグハグになってしまう可能性もあります。また、外壁塗装のみキレイなツヤが出る事で配管カバーの汚れが際立ってしまうこともあります。

配管カバーごと、外壁と同様の塗料で塗ってしまう方針の業者もあります。そうすることで仕上がりの印象も統一感あるデザインに仕上がります。ただし一緒に塗ってしまう事で塗膜によって壁に固定されてしまう事になるため外せなくなる恐れがあります。エアコンを今後買い換えたときに外す労力がかかってしまう可能性があることを理解しましょう。

もう一つの方法としては、外壁塗装の仕上がりを優先するために配管カバーを一旦取り外して行う方針です。この場合外壁塗装での塗りムラなどは生じにくいですが、配管カバー自体が劣化してしまっている場合は取り外す際に破損してしまうリスクがある点を理解しましょう。

外壁塗装期間中の室外機やエアコンカバー・配管カバーの処理の方法について解説してまいりました。動かさない場合はいずれも養生を行ったうえで外壁塗装を施していくので塗料で汚れてしまうといったリスクを最小限に抑えることができます。また、配管カバーの対処方法については依頼する業者によって異なるため強い希望がある場合は事前に確認を行っておきましょう。